UBSオコナー、米REITへの投資を935億円圧縮-4-6月

スイス最大の銀行UBSのヘッジフ ァンド部門であるUBSオコナー(運用資産56億ドル=約5800億円) は、米国の不動産投資信託(REIT)への投資を4-6月(第2四半 期)に大幅に圧縮した。

米証券取引委員会(SEC)への先週の届け出によれば、UBSオ コナーは、集合住宅やオフィス、モーゲージ債、キャンプ場、携帯電話 基地局の鉄塔、ホテルといった資産を裏付けとするREITの投資口の 保有額を4-6月に9億ドル(約935億円)余り減らした。ほぼ全ての 種類のREITを売ったが、ミッドアメリカ・アパートメント・コミュ ニティーズとアバロンベイ・コミュニティーズ、エクイティ・ライフス タイル・プロパティーズの売却額が最も大きかった。

非公開情報であることを理由に事情に詳しい関係者の1人が匿名を 条件に語ったところでは、UBSオコナーが投資の重点を他の業種に切 り替える中で、同社が運営するグローバル・マルチストラテジー・ファ ンド(運用資産48億ドル)が米REITの投資口を売却した。

UBSオコナーの届け出によると、同社はコカ・コーラなど生活用 品関連やモンデリーズ・インターナショナルといった情報技術(IT) 関連企業への投資を増やしている。同社の広報担当テッド・スミス氏 は、SECへの届け出やREIT売却の理由についてコメントを控えて いる。

ブルームバーグREIT指数に基づく今年1-6月(上期)の REITのリターンはプラス15%と、S&P500種株価指数のプラ ス6.1%を大きく上回る好成績を残した。

原題:UBS O’Connor Hedge Fund Sells U.S. REITs in Second Quarter (2)(抜粋)

--取材協力:Ken Kohn.

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