独伊、クルド人勢力に武器供与へ-英仏は追加行動を協議

ドイツのメルケル政権は、イスラム 過激派「イスラム国」と戦うイラク側勢力への武器供与に向けた道を開 いた。同国では第2次世界大戦以降、紛争地域への武器輸出を避けてき たが、その方針が転換されることになる。

ドイツの武器輸出をめぐる方針転換は、イラクで進撃を続けるイス ラム過激派に対する欧州全体の強い不快感を反映している。またイスラ ム国の攻撃の影響が欧州の中心部に及ぶのを防ごうという域内政府の決 意の表れでもある。

ドイツがイラクへの武器供与を決定した数時間後、イタリアでも議 会がイラク北部で過激派と戦うクルド人勢力への武器供与を承認した。 英国とフランスでは、政府が追加行動について協議している。イスラム 武装勢力が誘拐された米国人ジャーナリスト、ジェームズ・フォーリー 氏だとする男性の首をはね処刑した様子を撮影した動画を公開したこと を受け、追加行動をめぐる協議は活発になっている。

ドイツのシュタインマイヤー外相はベルリンで記者団に対し、クル ド人勢力に人道的支援を行うだけでは不十分であり、「軍装備品の支援 提供も考えられる」と言明。「これには武器も含まれ得る。ドイツに は、このような支援を可能な限り早急にクルド人勢力に提供する用意が ある」と述べた。

原題:Germany to Arm Kurds as Europe Shocked Into Helping Iraq (1)(抜粋)

--取材協力:Rainer Buergin、Khalid Al-Ansary、Aziz Alwan、Sarmad Khan、Andrew Frye、Robert Hutton、Tony Czuczka、Alessandra Migliaccio.

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