ジャクソンホール上げ相場にリスク、ハトの議長を期待し過ぎ

ジャクソンホール上げ相場」とで も呼ぶべきものが、終わってしまう可能性がある。

2007年以来、米ワイオミング州ジャクソンホールで開かれるカンザ スシティー連銀主催の年次シンポジウムでバーナンキ前連邦準備制度理 事会(FRB)議長が喋るたびに株価は上がってきた。今年が議長とし ての初のジャクソンホールとなるイエレン議長は22日に講演するが、同 議長の講演後には株価が下落する可能性があると、シティグループの G20外為ストラテジー世界責任者のスティーブン・イングランダー氏は 指摘する。

「ハト派色への期待がどんどん高まっていて、議長が実際に講演す る時点では『純然たるハト』でない限り失望が広がるのではないかと懸 念している」と同氏は述べた。「純然たるハト」とは量的緩和延長の余 地を広げるという意味だという。

今まで通りの姿勢を繰り返すことは「美辞麗句と楽観論を散りばめ たとしても、かなりタカ派的だ。状況が目標に近づくにつれて政策が正 常化されることを示唆するからだ」と同氏は18日のリポートで解説し た。

過去7年のジャクソンホールでのFRB議長基調講演は総じて株の 買いシグナルだった。07-12年の議長講演の日はS&P500種株価指数 が平均で1.3%上昇していた。バーナンキ議長は13年のシンポジウムは 欠席した。

原題:Jackson Hole Rally at Risk as Investors Anticipate Dovish Yellen(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE