アイスランド火山を航空各社警戒-10年は火山灰で10万便欠航

アイスランドで最大規模の火山の一 つに噴火の前兆が見られる中で、火山灰のために北大西洋地域一帯で欠 航を余儀なくされることを航空各社は警戒している。

フランス・オランダ系エールフランス・KLMグループやドイツの ルフトハンザ航空、米デルタ航空などが、バールダンブンガ火山の活動 を注視している。アイルランドの市民保護局は19日、火山の北側からの 住民避難を開始した。

2010年のエイヤフィヤトラヨークトル火山噴火の際には火山灰のた めに10万便以上が欠航となり、航空業界は約17億ドル(約1760億円)の 収入を失った。火山灰はエンジン故障の原因となり得るためジェット機 にとって脅威だ。

域内の航空管制機関ユーロコントロールは、これまでのところ火山 活動による運航への影響はないとしているが、欧州の安全監視プログラ ム、フューチャーボルクのウェブサイトによれば、火山周辺での今週の 群発性地震は1996年の噴火以降で最大だった。アイスランド当局は18 日、噴火リスクレベルを2番目に高い「オレンジ」とした。

北欧州路線を運航しているデルタとアメリカン、ユナイテッドの米 3大航空会社と米連邦航空局(FAA)は、通常通り運航しているが火 山の状態を監視していると説明している。

原題:Iceland Volcano Puts Airlines on Guard Amid Eruption Threat (1)(抜粋)

--取材協力:Andrea Rothman、Mary Schlangenstein、Alan Levin、Thomas Black.

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