元ゴールドマンのツェ氏、スプリントなど購入-合併に着目

米ゴールドマン・サックス・グルー プで自己勘定取引トレーダーをしていたモルガン・ツェ氏が率いるヘッ ジファンド、アゼンタス・キャピタル・マネジメントは4-6月(第2 四半期)にマイクロン・テクノロジー株とスプリント株を買い増した。

ブルームバーグのデータによれば、同ファンドは第2四半期に、米 証券取引委員会(SEC)に提出した運用資産銘柄開示(通称13F)報 告書の中の通信株部分を20%増やしていた。

香港を拠点とするアゼンタスは携帯電話サービス会社と半導体メー カーに注目している。世界の通信とハイテク業界では今年、7110億ドル (約73兆2900億円)規模の合併・買収(M&A)があり、ブルームバー グのデータによればこれは前年同期の2倍を超えている。

バンク・オブ・アメリカ(BOA)メリルリンチのファイナンシン グ・セールス地域責任者のベン・ウィリアムズ氏は「業界の成長期待や 営業レバレッジの高い事業内容などが人気の理由だが、2014年について 顕著なのはM&A活動の急増だ」と述べた。

アゼンタスの投資家広報担当者のジュリー・チャン氏はコメントを 控えた。届け出資料によれば、アゼンタスはマイクロンの保有株数 を1.5倍余りに増やし6月30日時点で3600万ドル相当とした。合併観測 のあったスプリントとTモバイルUS株も購入。ただスプリント株下落 で合併実現が難しくなったとみて7月前半に売却したと事情に詳しい関 係者が述べている。

原題:Asian Hedge Funds Widen Bets on Micron, Sprint Amid Mergers (1)(抜粋)

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