米大統領、黒人射殺から距離置く姿勢-現場訪問で事態悪化懸念

オバマ米大統領は黒人少年射殺事件 が起きたミズーリ州ファーガソンの混乱の沈静化を図りながらも、一定 の距離を置く姿勢を取っている。

ホワイトハウスは大統領がファーガソンをいずれ訪問する可能性を 排除していないものの、今訪問すれば大統領警護で事態収拾に必要な警 察の人員が回されることになると、複数の補佐官が匿名を条件に語っ た。

オバマ大統領はまた、一方の肩を持っているようには見られたくな いと考えている。18日のホワイトハウスの記者会見でファーガソン訪問 の可能性について質問されると、大統領は捜査終了前に事件について判 断したと示唆したくないと答えた。

ファーガソンを訪問すれば、米国初の黒人大統領であるオバマ氏は 人種問題の渦中に飛び込むことになる。大統領の存在によって、白人警 官による丸腰の黒人少年の射殺で表面化した人種の分断がさらに悪化す る恐れがある。歴代の米大統領も国内の混乱した現場への訪問は避けて いた。

原題:Obama Confronts Ferguson Turmoil at Distance as Visit Risks Harm(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE