スタンダードチャータード3億ドル支払い-資金洗浄監視に不備

英スタンダードチャータードは、疑 わしい取引があれば知らせると約束した2012年の合意を履行しなかった 責任を認め、ニューヨーク州金融サービス局への3億ドル(約309億 円)の支払いに同意した。

ニューヨーク州金融サービス局が19日発表した声明によれば、スタ ンダードチャータードは、香港子会社やアラブ首長国連邦(UAE)の 支店などで発生した高い危険性を伴う取引を見過ごし、12年の合意で義 務付けられたマネーロンダリング(資金洗浄)防止のための内部統制に 不備があったと認定された。

ベンジャミン・ロースキー局長は声明で、「銀行が約束に従わない 場合、その結果を覚悟しなければならない。テロや人権侵害の防止に重 要な役割を果たす資金洗浄防止に関するコンプライアンス(法令順守) のような重大分野では特にそうだ」と言明した。

米国の対イラン制裁違反をめぐり6億6700万ドルの支払いで米当局 と12年に合意したスタンダードチャータードは、合意の一環として、資 金洗浄と制裁に関する確実な法令順守のため、独立機関の監視を受ける ことを金融サービス局から義務付けられた。

スタンダードチャータードは「ニューヨーク支店における資金洗浄 防止の監視体制に不備があった責任を認め、これを反省している」と発 表文でコメントした。

--取材協力:Keri Geiger.

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