ホンダ、米国の個人向け販売では優勢-短期的な販促戦略回避

ホンダは米国での個人向け自動車販 売で同社の「アコード」セダンと「シビック」コンパクト、スポーツ型 多目的車(SUV)「CR-V」が優位に立っていると指摘した。同社 は今年、米国での販売で業界全体のペースに後れを取っている。

ホンダによると、アコードの今年1-6月(上期)の販売台数は18 万1939台。レンタカーや企業向け業務用車両(フリート)販売を除け ば、トヨタ自動車の「カムリ」を上回った。IHSオートモーティブの データを挙げている。IHSのポルク部門によれば、カムリの個人向け 販売台数は17万8183台だった。フリート販売部門を持たないホンダは、 販売てこ入れ目的でサブプライム(信用力の低い個人向け)融資や最長 7年の融資などを活用していないと、米国ホンダのジョン・メンデル執 行副社長は19日の電話会議で語った。

メンデル氏は「一部の競合他社は販売台数を押し上げるためフリー ト販売への強い依存に加え、サブプライム融資や期間72カ月の融資の大 幅増加など短期的戦略を採用している」と指摘。「当社はそこまでやり たいとは望んでいない」と述べた。具体的な社名には言及しなかった。

ホンダは米国販売台数で業界5位。「ホンダ」と「アキュラ」ブラ ンドの今年1-7月の米販売台数は1.3%減少した。同じ期間に業界全 体の販売台数は5%増加。ホンダはこれについて、デザインを刷新した 「フィット」ハッチバックと「アキュラTLX」セダンの発売の遅れを 理由に挙げた。両モデルは今年上期に投入する予定だった。

自動車データサービスを提供するケリー・ブルー・ブックのシニア アナリスト、ジャック・ネラド氏は「個人向けと全体の販売の違いに関 心を持つべきだろう。個人向けは通常、利益がはるかに多いからだ。ホ ンダがこれほどまでにこだわるのはそのためだ」と指摘した。

原題:Honda Touts Accord’s U.S. Retail Edge as Sales Lag Industry (1)(抜粋)

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