マイクロソフト前CEOのバルマー氏、取締役も辞任

ソフトウエア最大手、米マイクロソ フトのスティーブ・バルマー前最高経営責任者(CEO)が同社取締役 を辞任した。6カ月前にCEOを退いたバルマー氏は30年以上にわたっ た同社との直接の関係に終止符を打った。

バルマー氏(58)は現在も同社の個人筆頭株主。今年2月にサティ ア・ナデラ氏が新CEOに就任した後も取締役として同社にとどまって いた。バルマー氏は米プロバスケットボール協会(NBA)のロサンゼ ルス・クリッパーズを20億ドル(約2058億円)で買収。18日にチームと ファンの前に姿を見せた。

バルマー氏は1980年にマイクロソフトに入社。2000年から14年2月 までCEOとして同社を率いた。その間、同社は携帯電話やタブレット 端末、インターネット検索などの分野でアップルやグーグルとの競争に 苦戦しながらも、売上高を3倍に伸ばした。

同氏はマイクロソフトのウェブサイトに掲載されたナデラCEOへ の書簡で、「株主として経営陣を支え、鼓舞していく」意向を示した。

パシフィック・クレスト・セキュリティーズのアナリスト、ブレン ダン・バーニクル氏はインタビューで、バルマー氏の辞任によりナデラ CEOが自分の色をさらに出す余地が生まれたと述べた。

--取材協力:Jack Clark.

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