米消費者物価指数:前月比0.1%上昇、5カ月ぶりの低い伸び

7月の米消費者物価は5カ月ぶりの 低い伸びとなった。景気が上向いているものの、物価上昇圧力は抑制さ れている。

米労働省が発表した7月の消費者物価指数(CPI、季節調整済 み)は前月比0.1%上昇した。伸びはブルームバーグ・ニュースがまと めたエコノミスト調査の予想中央値と一致した。前月は0.3%上昇。食 品とエネルギーを除いたコア指数は前月比0.1%の上昇だった。

JPモルガン・チェースの米国担当チーフエコノミスト、マイケ ル・フェロリ氏(ニューヨーク在勤)は「6月に聞かれたインフレ懸念 はこれで少し緩和されるだろう」と述べ、「金融当局に金利正常化をせ かす圧力も緩和される。当局はインフレ抑制で後手に回っていると言わ れてきたが、恐らくそうした声も多少は静かになるだろう」と続けた。

前年比でのCPIは2%上昇。前月は2.1%の上昇だった。コア指 数は1.9%上昇で、前月と同じ上昇率。

項目別に見ると、エネルギーは前月比0.3%低下。米国自動車協会 (AAA) のデータによると、ガソリン(レギュラー)の1ガロン当 たりの平均価格は8月17日時点で3.45ドルと、今年4月につけたピーク の3.70ドルから下落した。

食品は前月比0.4%上昇。帰属家賃や医療費なども上昇した。その 一方で、航空運賃や中古自動車、娯楽費などは下落した。

原題:Consumer Prices in U.S. Rise at Slowest Pace in Five Months (2)(抜粋)

--取材協力:Chris Middleton.

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