【今日のチャート】統制欠く産金会社の新供給、業界に悪影響

新規鉱山を操業する産金会社は、昨 年の金相場下落からの立ち直りを目指す産金業界の取り組みに悪影響を 及ぼしているとの見方を、ランドゴールド・リソーシズのマーク・ブリ ストー最高経営責任者(CEO)が示した。

今日のチャートは、世界の産金量(赤色の線)が昨年、初めて年 間3000トンを上回ったことを示す。需要(緑色の線)は11%減少し て4080トンとなり、金相場(黄色の線)は28%下げて1981年以降で最大 の下落率を示した。業界団体ワールド・ゴールド・カウンシル (WGC)のデータによれば、今年1-6月(上期)も需要が前年同期 比で7.2%減少した。

ブリストー氏はインタビューで、「産金業界が金を供給し続けてい ることが相場の下落傾向につながっている」と指摘。「業界として統制 が取れておらず、産金業界として良い状況ではない」と述べた。ランド ゴールドの株価は、過去10年間に採掘実績のある金山を保有する主要産 金会社のうち最高のパフォーマンスを示している。

金相場下落に伴って金保有を減らした投資家による投資は回復して いない。ブルームバーグのデータによれば、上場取引型金融商品 (ETP)を通じた金保有量は13日時点で計1728トン。昨年は30%余り 減少し1763トンとなった。2012年には過去最高の2632トンに達した。

原題:Ill-Disciplined Gold Miners Deal Industry Loss: Chart of the Day(抜粋)

--取材協力:Liezel Hill.

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