個別銘柄:ダイキンやスカイマク高い、ヨロズや中外薬は安い

きょうの日本株市場で、株価変動材 料のあった銘柄の終値は以下の通り。

ダイキン工業(6367):前日比4.2%高の6872円。クレディ・スイ ス証券では投資判断を「アウトパフォーム」に引き上げた。従来は「中 立」。卓越した本業成長力を有しており、環境・エネルギー規制強化や 新興国経済回復を背景に最高益更新を続ける見通しと分析。2015年3月 期営業利益予想を1680億円から1850億円(会社計画1700億円)、来期 を1860億円から2050億円に上方修正した。

スカイマーク(9204):50円(28%)高の230円とストップ高。マ レーシアの格安航空会社、エアアジアが同社の経営支援の検討に入った と19日付の日本経済新聞朝刊が報じた。資本参加など通じた経営権獲得 が狙いと同紙は伝えている。一方、エアアジアのフェルナンデス最高経 営責任者(CEO)は、スカイマクに関心なく、協議が行われたことは ないとツイッターでコメントした。

大平洋金属(5541):4.4%高の405円。みずほ証券は投資判断を 「アンダーパフォーム」から「中立」に引き上げた。ニッケル鉱石調達 条件の悪化に伴う収益性低下は株価に織り込まれたと指摘した。目標株 価は400円を継続した。

関西電力(9503):3.6%高の1012.5円。同社が今秋にも電気料金 の再値上げを申請する意向を政府に打診したことが分かった、と産経新 聞が伝えた。3年連続の最終赤字となっており、再値上げが必要だと判 断したとしている。一方、会社側は再値上げ申請の意向を政府に打診し たという事実はないとのコメントを発表。

ドンキホーテホールディングス(7532):3.7%安の5510円。15年 6月期営業利益計画は前期比1.5%増の348億円と発表。ブルームバー グ・データによるアナリストの事前予想377億円を下回った。前期営業 利益実績は前の期比5.9%増の343億円だった。

シチズンホールディングス(7762):3.2%安の758円。モルガン・ スタンレーMUFG証券では、投資判断を従来の「オーバーウエート」 から「イコールウエート」、目標株価を970円から820円にそれぞれ下げ た。時計販売の弱含みを反映し、通期営業利益予想を291億円から272億 円へ下方修正(会社計画は270億円)。また、来期業績には工作機械事 業のダウントレンドを織り込むとしている。

テルモ(4543):3.5%高の2596円。クレディ・スイス証券では投 資判断を「中立」から「アウトパフォーム」に引き上げた。第1四半期 決算が良好な出足となったことを受けて市場関係者の間では業績好転期 待が高まっている、と指摘。今期営業益予想を660億円から670億円(会 社計画640億円)に増額した。新たな目標株価は3000円。

ヨロズ(7294):9.7%安の1738円と、東証1部値下がり率1位。 公募増資300万株と公募による自己株処分100万株を実施し、需要状況に より60万株を上限に追加売り出しも行うと発表した。最大約80億円を調 達する。調達資金は設備投資資金に充当する。株式の希薄化や需給悪化 を嫌気した。

中外製薬(4519):2.1%安の3745円。スイスのロシュ・ホールデ ィングが同社の株式の未保有分を約100億ドル(約1兆260億円)で取得 する可能性について、15日の株価終値に基づくと47%のプレミアムとな るため、価格は正当化しにくいだろうと、バークレイズがリポートで指 摘した。

東邦亜鉛(5707):4.9%高の468円。みずほ証券は目標株価を450 円から550円に引き上げた。亜鉛価格の上昇が今下期業績に寄与すると 予想した。投資判断は「買い」継続。

マキタ(6586):1.7%高の5860円。BNPパリバ証券は投資判断 を「ウエート下げ」から「買い」に2段階引き上げた。売上高と費用の 想定を変更し、15年3月期営業利益予想を549億円から713億円に増額 (会社計画595億円)。来期営業利益予想は552億円から750億円、再来 期は545億円から794億円にそれぞれ上方修正した。目標株価は6500円。

GMOペイメントゲートウェイ(3769):3.7%高の5070円。9月 末の株主を対象として1対2の株式分割を実施すると発表。株価水準の 低下による投資家層の拡大や流動性の向上が期待された。

モルフォ(3653):15%高の4200円。14年10月期営業利益見通しを 1億円から前期比4.8倍の2億5000万円に増額修正した。海外携帯電話 端末機器メーカー向けが好調であることなどが要因。

--取材協力:冷澄.

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