豪中銀議事録:成長見通しに不透明感ある-金利据え置き再確認

オーストラリア準備銀行(中央銀 行)は19日、今月5日に開催した政策決定会合の議事録を公表し、相反 する勢力が働いているため国内経済の見通しは依然不透明だと指摘し、 金利が引き続き据え置かれるとの見通しをあらためて示した。

メンバーは「成長見通しをめぐる強度の不透明感や、同見通しおよ び中心的な予測に対するリスクを検討する重要性を指摘した」とした上 で、「国内総生産(GDP)の伸びは4-6月期により緩やかなペース に鈍化したもようだ」と説明した。5日の会合では政策金利であるオフ ィシャル・キャッシュレートの誘導目標を過去最低の2.5%に据え置く ことを決定している。

スティーブンス総裁は鉱業投資の鈍化を補うため内需喚起を目指し ているが、通貨高がその努力を妨げている。7月の失業率が12年ぶりの 高水準となったことや、豪中銀による成長とインフレ率見通しの下方修 正、賃金の伸びの停滞を受けて、より高い確率の追加緩和を市場は織り 込んでいる。

豪中銀は、商品相場が下落しオーストラリアと他の大半の先進国と の金利差が縮小しているのにもかかわらず、豪ドルが1月後半の水準を 「大きく上回る」水準にとどまっていると指摘。豪ドルは3月以降、1 豪ドル=0.90米ドルを上回る水準を維持している。

豪中銀は「全体的に見ると、年初からの累積的な金利の動向は、著 しい金融状況の緩和となっている」と指摘した。

クレディ・スイス・グループの金利スワップ指数によれば、議事録 発表前、トレーダーは向こう1年間に0.10ポイントの利下げを織り込ん でいた。

豪中銀は「最も賢明なコースは一定期間の金利安定である可能性が が高い」との見解をあらためて示した。

原題:RBA Sees Uncertain Growth Outlook as Rate Pause Reaffirmed (2)(抜粋)

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