エボラ出血熱感染地域への運航継続を、孤立防止へ-IATA

航空会社は外部とのつながりを必要 としているエボラ出血熱感染地域への運航サービスを継続すべきだとの 見解を、国際航空運送協会(IATA)が示した。感染地域への乗り入 れを停止する航空会社が増えている。

IATAは18日、航空機の利用について、エボラウイルス感染に関 連する「リスクは低い」とする世界保健機関(WHO)の勧告を引用 し、航空業界が乗客を対象とした検査を実施する必要があるのは感染地 域の空港のみであり、そこでは感染の疑いのあるケースについて隔離を 含めた厳格な措置を適用し、その後、機内を消毒すべきだと指摘した。

IATAのアフリカ担当バイスプレジデント、ラファエル・クウチ 氏はヨハネスブルクで開かれたIATAの会議で、「WHOは旅行と貿 易を禁止する必要はないとの認識を非常に明確に示している」と説明。 「この勧告が変更されない限り、エボラウイルス感染の根絶に向け懸命 に取り組んでいる国々が引き続き航空機利用の恩恵を受けることができ るよう望んでいる」と述べた。

アフリカ3位の航空会社、ケニア航空は16日、同国保健省の勧告に 基づき、エボラ出血熱感染が拡大しているリベリアとシエラレオネへの 航空機乗り入れを19日に停止する方針を示した。大韓航空は西アフリカ からの乗り継ぎを通じた感染拡大リスクを理由に、ナイロビへの乗り入 れを20日に停止すると発表した。

原題:Airlines Urged to Heed WHO’s Ebola Advice on Maintaining Flights(抜粋)

--取材協力:Andrea Rothman、Simeon Bennett.

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