米スプリント、競合他社しのぐ家族向けプラン-新CEO発進

米携帯電話会社スプリントは1契約 で複数の携帯端末が利用できる新たな家族向け料金プランを発表した。 共有可能なデータ通信量は他社の同価格帯のプランの2倍。先週就任し たマルセロ・クラウレ最高経営責任者(CEO)の下、米携帯電話市場 の価格競争に乗り出した。

ソフトバンク傘下のスプリントは18日、他社から乗り換える顧客に 対し、最大10回線で20ギガバイトを共有できる月額100ドル(約1万300 円)のプランを提供すると発表。販売促進で業界をリードしてきたTモ バイルUSの同額のプランは4回線で10ギガバイト。新たな料金プラン 「スプリント・ファミリー・シェア・パック」の提供期間は8月22日か ら9月30日まで。

19日のニューヨーク市場でスプリント株は前日比4.1%安の5.39ド ルで終了。Tモバイル株は0.4%高の28.95ドル。

ジェフリーズのアナリスト、マイク・マコーマック氏はスプリント の目標株価を7ドルから4ドルに引き下げた。同氏は19日の調査リポー トで、スプリントの新プランは理にかなっているものの、同社はネット ワークの質で他社に後れを取っていると指摘した。

一方、ウェルズ・ファーゴのアナリスト、ジェニファー・フリッチ ェ氏は、スプリントは必要な能力を備えており、競合大手に対して優位 に立つため改善を進めていると指摘。同氏は19日のリポートで、スプリ ントは広い周波数などを活用して他社との競合で強力な攻勢をかけてい るとの見方を示した。

原題:Sprint’s CEO Drops ‘Framily’ to One-Up Rivals With More Data (3)(抜粋)

--取材協力:Crayton Harrison、Olga Kharif、黄恂恂、Rin Ichino.

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