8月の売りは予行演習、米緩和縮小完了後に混乱本番-UBS

世界の株式と高利回り債が一斉に売 られた8月の動きは、米金融当局が債券購入を終了した後に来るものの 予行演習にすぎない。UBSがこのような見方を示した。

相場下落は全面的な調整の始まりというよりは健全な調節とみられ るものの、米金利の先行き不透明感が引き続き大きな懸念材料だと、 UBSの投資銀行でチーフエコノミストを務めるラリー・ハサウェー氏 (ロンドン在勤)が18日のリポートで指摘した。

今月はバーナンキ前連邦準備制度理事会(FRB)議長が債券購入 縮小を示唆した2013年5月の状況に似て、ブルームバーグのデータによ ればストックス欧州600指数が第1週に3%下落、米ジャンク債利回り は10カ月ぶり高水準の5.94%に達した。

ハサウェー氏は「本番はもうすぐだ。資産購入圧縮がほぼ完了して いる今、昨夏の混乱劇の続編が演じられると懸念する基礎的かつ組織的 な理由が十分にある。金利大荒れに備えよう」と記述。政策金利の方向 と変更時期について当局者の見解が割れており、これによって今年最後 の数カ月に不透明感が強まると予想した。

原題:Beware ‘Rate Rage’ in Taper Tantrum Sequel, UBS’s Hatheway Says(抜粋)

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