ドイツ連銀:下期の回復を疑問視、地政学的緊張で-月報

地政学的緊張がドイツ経済の回復を 妨げる可能性があると、ドイツ連邦銀行(中央銀行)が指摘した。独経 済は4-6月(第2四半期)に縮小した。

連銀は18日公表した月報で「独経済に関する見通しは、望ましくな い国際情勢によって年央に曇った」とし、「春季の予想の基にあった7 -12月(下期)の勢い回復の見通しには、現時点のデータで疑問符が付 いた」と分析した。

連銀はこれまで、第2四半期の軟調は一時的なものとの見解を堅持 してきたが、回復への警戒感を今回示したことで、景気見通しが下方修 正される公算が出てきた。フランスとイタリア経済の弱さに加えてユー ロ圏経済への重しとなりそうだ。

連銀は「第2四半期の停滞後、ユーロ圏経済が回復基調を取り戻す 兆候はあるものの、春季の予想通りのペースには達しないだろう。通貨 同盟参加国の一部で景気の勢いは予想より弱い。同時に、ウクライナや その他地域での紛争の結果である東欧での地政学的リスクの高まりによ る企業景況感への悪影響が増しているようだ」と解説した。

連銀の6月時点の独成長率予測は今年が1.9%、来年が2%。

原題:Bundesbank Casts Doubt on German Economic Rebound in Second Half(抜粋)

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