中国の銀行、不良債権カバー率が低下-増益の足かせにも

中国の銀行が計上した貸倒引当金の 不良債権に対する比率が3年ぶりの低水準となった。融資の返済遅延が 増えていることから銀行は今後、引当金の積み増しを迫られ、増益の足 かせになる可能性がある。

中国銀行業監督管理委員会(銀監会)が15日発表した統計による と、貸倒引当金による不良債権のカバー比率は6月末時点で262.9% と、3月末の273.7%から低下した。不良債権は6944億元(約11兆5900 億円)。この3年ほど増え続けており、2004年の統計開始以降で最長の 増加局面となっている。

銀監会によると、銀行の1-6月(上期)純利益は計8583億元で、 前年同期比14%増加した。昨年1-6月は同13.8%増だった。融資全体 に占める不良債権の比率は6月末時点で1.08%。3月末は1.04%だっ た。

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