英国:4-6月GDP改定、前期比0.8%増-回復の勢い続く

英国では4-6月(第2四半期)も 景気回復の勢いが継続し、国内総生産(GDP)が世界的な金融危機以 前の水準を上回った。

英政府統計局(ONS)が15日発表した第2四半期のGDP改定値 は前期比0.8%増と、速報値と一致した。これでGDPの規模は、2008 年1-3月(第1四半期)を0.2%上回る水準となった。前年同期比で は3.2%増(速報値3.1%増)と、07年10-12月(第4四半期)以来の高 成長に達した。

IHSグローバル・インサイト(ロンドン)のエコノミスト、ハワ ード・アーチャー氏は統計発表前、「個人消費が堅調に伸びた公算であ るのは注目に値する」と述べた上で、「向こう数カ月は緩やかな世界の 景気回復が英輸出にますます追い風となるという期待があったが、この 希望は世界的な地政学的緊張の高まりの脅威にさらされている」と語っ た。

英景気回復へのリスクは、14日発表の経済統計であらためて示され た。英国の昨年の輸出の45%が向かったユーロ圏は4-6月期にゼロ成 長。イラクやガザ地区の情勢のほか、ウクライナをめぐる対ロシア制裁 が世界経済見通しへの重しとなっている。

原題:U.K. Keeps Momentum in Second Quarter With 0.8% GDP Growth (1)(抜粋)

--取材協力:Harumi Ichikura、Mark Evans.

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