干ばつでブラジルの電力高騰-製錬所が減産、アルミ輸入増加

ブラジルでは今年、電力価格が過去 最高水準に達し、アルミニウム地金生産のコストが上昇している。この ため、米アルコアはミナスジェライス州のポコスデカルダス製錬所を遊 休状態とし、アルミの代わりに同製錬所で使用しない電力を売却してい る。

ブラジルはここ数十年で最も深刻な干ばつに見舞われ、アルミ生産 に利用される電力を供給する水力発電所の貯水量が減少。電力価格の上 昇は、人件費や輸送費で既に上昇しているアルミ製錬のコストを押し上 げている。各都市では水の配給が余儀なくされる可能性がある。

データによると、ブラジルはアルミの原料となるボーキサイトの埋 蔵量で世界3位だが、アルミ地金の生産が7月に記録の残っている1996 年以降で最低水準に落ち込んだことから、地金の輸入が輸出を上回って いる。ブラジルは減産を進めており、米ゴールドマン・サックス・グル ープは、これによって世界のアルミの供給不足が少なくとも2017年にか けて続くと予想している。アルミ地金価格は今週、1年5カ月ぶりの高 値に達した。

原題:Brazil Turns Aluminum Importer as Power Costs Surge: Commodities(抜粋)

--取材協力:Sonja Elmquist、Isis Almeida.

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