欧州株:上昇、ユーロ圏ゼロ成長でECBに追加行動期待

14日の欧州株式相場は上昇し、一時 の下げを消す展開となった。4-6月(第2四半期)のユーロ圏がゼロ 成長に陥ったことが統計で示され、欧州中央銀行(ECB)が追加刺激 策を講じるとの観測が強まった。

ドイツの製鉄会社ティッセンクルップが上昇。四半期利益が予想を 上回った。海洋土木を手掛けるオランダのロイヤル・ボスカリス・ウエ ストミンスターは8.2%急伸。自社株購入計画の発表が手掛かり。一 方、独公益事業会社RWEは2.1%安。上期決算で62%減益となったこ とが嫌気された。

ストックス欧州600指数は前日比0.3%高の331.04で終了。一時 は0.4%下げた。ウクライナやイラク、パレスチナ自治区ガザでの戦闘 を懸念し、月初来では1.5%下げている。

CMCマーケッツ(ロンドン)のチーフ市場アナリスト、マイケ ル・ヒューソン氏は「低成長の環境がECBを何らかの追加行動実施に 追いやるとの認識がある」とし、「こうした見方が正しいのかどうかは 不明だが、市場では追加刺激策が講じられると確信されている。これが 欧州の株式相場にプラス要因となっている」と電話で話した。

欧州連合(EU)統計局(ユーロスタット)が14日発表した4-6 月のユーロ圏域内総生産(GDP)速報値は前期比変わらず。1-3月 (第1四半期)は0.2%増だった。ブルームバーグがまとめたエコノミ スト調査の中央値では0.1%増が見込まれていた。

14日の西欧市場では18カ国中13カ国で主要株価指数が上昇。英 FTSE100指数は0.4%高、仏CAC40指数と独DAX指数はそれぞ れ0.3%上げた。

原題:European Stocks Climb as GDP Data Fuel ECB Stimulus Speculation(抜粋)

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