米国防長官:イラクでの難民救出援活動、「可能性低い」

ヘーゲル米国防長官はイラク北部の 山に追い込まれたイラクの民間人について、予想よりも少ないことが分 かったと指摘。そのため米軍が救出活動を行う「可能性はかなり低い」 との見方を示した。

米陸軍の特殊部隊員を含む約20人のチームがシンジャール山で24時 間にわたり現地調査に当たった。一部の米当局者はこれまで、シンジャ ール山には武装組織「イスラム国」から住居を追われた少数派ヤジディ 教徒を中心に少なくとも2万人が立ち往生していると考えられるとし、 脱水症や飢えで死に至る危険性があると話していた。

しかし、チームが同山で確認したヤジディ教徒は約3500-4000人 で、そのうちの少なくとも1500人は家畜を伴っているため山に残ること を望んでいると米当局者は述べた。この地域のクルド人民兵組織ペシュ メルガが治安に当たっており、残存を望むヤジディ教徒は安全を感じて いるという。この当局者はヘーゲル長官のコメントに付け加える形にな るため匿名で語った。

ヘーゲル長官は13日に記者団に対し「こうした評価の結果、これま で計画していた特定の救出活動を実行する可能性はかなり低い」と述べ た。

原題:U.S. Says Iraq Rescue Less Likely After Troops Visit Scene (1)(抜粋)

--取材協力:John Simpson、Indira A.R. Lakshmanan、Gregory Viscusi、Andrew Atkinson、Phoebe Sedgman、David Lerman、Tony Capaccio、John Walcott.

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