イラクのマリキ首相、自身の政党の支持も失う

イラクで暫定的に職務を続けるマリ キ首相は、自身が所属する政党からも見放された。首相は続投に固執し ているが、米国やイラン、イラクのシーア派最高権威の支持も失ってお り、孤立状態に陥っている。

マリキ首相が率いるアッダワ党は政治指導者らに対し、マリキ氏を 支持せずに、次期首相に指名されたハイダル・アバディ氏に協力するよ う呼び掛けた。アッダワ党の幹部は先に、シーア派最高権威シスタニ師 に助言を求めていた。

マリキ氏は自身に代わる次期首相を指名したプロセスは違憲だと批 判する一方、首相の側近やアッダワ党の議員は14日、マリキ氏がこの危 機的状況の解決に向けてアバディ氏と協議していることを明らかにし た。

アッダワ党の広報担当を務めるハリド・アサディ議員は、マリキ首 相が「真剣」な協議を行ったとし、近く発表があると述べた。また法務 顧問のタレク・ハルブ氏は、14日午後にも「良いニュースが聞かれるだ ろう」と語った。

ハルブ氏は電話取材に対し、「アッダワ党内の問題は解決し、マリ キ首相とアバディ氏も和解した」と述べた。

原題:Maliki Abandoned by Own Party in Bid to Keep Hold of Power (2)(抜粋)

--取材協力:Terry Atlas、Nadeem Hamid、Khalid Al-Ansary、Glen Carey.

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE