きょうの国内市況(8月14日):株式、債券、為替市場

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●日本株は続伸、リスク選好と円安推移-電機や通信、建設広く買い

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東京株式相場は4日続伸。世界的な低金利の長期化観測を背景にし たリスク資産選好の動きが広がり、為替の円安推移も好感された。電機 株のほか、情報・通信や建設、パルプ・紙株など幅広い業種が高い。

TOPIXの終値は前日比8.37ポイント(0.7%)高の1270.50、日 経平均株価は100円94銭(0.7%)高の1万5314円57銭。

みずほ信託銀行の荻原健チーフストラテジストは、「米国の利上げ 観測の後ずれ、欧州の景気停滞観測、日本の国内総生産(GDP)の想 定通りの悪さ。マクロが悪いと、低金利長期化でリスク資産には安心感 がある」と指摘。米欧日株の中で見ても、「日本株は割高感がなく、出 遅れ感がある」と話した。

東証1部33業種は紙パ、空運、建設、海運、通信、鉱業、医薬品、 保険、電機、陸運など28業種が上昇。不動産、その他金融、水産・農 林、非鉄金属、繊維の5業種は安い。鉱業は前日のニューヨーク原油市 況の反発、海運はばら積み船運賃指標の連騰が支援材料だった。

売買代金上位ではソフトバンク、鉄建、ソニー、熊谷組、NTT、 JFEホールディングス、花王、大成建設、日本航空、オリエンタルラ ンドが上昇。これに対し、アイフルが急落、三菱地所や三井不動産、ア ルバック、住友金属鉱山も下げた。

東証1部の売買高は18億3783万株、売買代金は1兆5702億円。値上 がり銘柄数1246、値下がり444。

●債券は上昇、5年債入札順調で買い優勢-長期金利は0.5%割れ目前

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債券相場は上昇。欧米市場での長期金利低下に加えて、きょう実施 の5年債入札が順調な結果となったことを受けて買いが優勢だった。長 期金利は0.5%割れ目前となった。

長期国債先物市場で中心限月の9月物は前日比6銭高の146円16銭 で開始。午後零時45分の入札結果発表後には146円19銭まで上昇し、結 局は7銭高の146円17銭で引けた。

UBS証券の井川雄亮債券ストラテジストは、5年債入札は「良い 結果だった」と述べた。「海外市場で金利が低下したことを受けて、長 期金利は0.5%割れを試す展開。月後半に向けて年金などの年限長期化 の需要が意識され、利回り曲線はブルフラット(平たん)化しやすい」 と話した。

財務省が実施した表面利率0.2%の5年利付国債(118回債)の入札 結果によると、最低落札価格は100円25銭と事前予想と一致した。小さ ければ好調とされるテール(最低と平均落札価格との差)はゼロ銭と前 回と同じ。投資家需要の強弱を示す応札倍率は4.87倍と昨年11月以来の 高倍率となった。

●円が対ドルで7営業日ぶり安値、米低金利長期化観測でリスク選好

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東京外国為替市場では円が対ドルで7営業日ぶり安値へ下落。米国 の低金利政策が長期化するとの見方を背景とした日米株高を受け、リス ク選好に伴う円売りが先行した。

ドル・円相場は一時、1ドル=102円66銭と今月5日以来の水準ま で円安が進行。午後3時15分現在は102円60銭前後となっている。

外為どっとコム総研の川畑琢也研究員は、「ドル・円はしっかりだ が、お盆休みということで実需もどの程度出ているか不透明だ」と説 明。その上で、「テクニカル的には三角もちあいを上抜けてきているの で、短期的には上方向に行きやすい」と円の軟調地合いを指摘した。

ユーロ・円相場は1ユーロ=136円台後半から一時137円14銭と、前 日の海外時間に付けた6日以来の円安値(137円18銭)付近まで円が軟 化し、同時刻現在は136円99銭前後。一方、ユーロ・ドル相場は1ユー ロ=1.33ドル台半ばで上値の重い展開が続いた。

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