ブラジル大統領選は混戦へ、カンポス候補事故死で見通し一変

ブラジル大統領選挙に出馬を表明し ていたエドゥアルド・カンポス候補が13日に事故死したことで、投票日 まで2カ月足らずとなった激しい選挙戦の見通しは一変した。

カンポス氏を乗せたセスナ機はサンパウロ州で悪天候のため一度着 陸を断念した後に墜落。同氏とパイロット2人、選挙チームメンバー4 人を含む搭乗者全員が死亡した。ルセフ大統領と大統領候補アエシオ・ ネべス上院議員は同氏の通夜に出席のため選挙活動を中断すると発表。 カンポス氏が副大統領候補に指名していたマリナ・シルバ氏は追悼する 時だと述べ、後継候補になる可能性の有無にはコメントしなかった。

ブラジルの主要株価指標のボベスパ指数と通貨レアルは13日、カン ポス候補死去による10月の大統領選挙への影響を見極めようとする投資 家の動きを背景に一進一退の展開となった。世論調査で支持率を高める のはどの候補かという議論を映す不安定な動きとなる中、ノムラ・セキ ュリティーズ・インターナショナルはシルバ氏が候補になればルセフ大 統領に痛手だと指摘。調査機関インスチチュート・アナリゼは負け組に なる可能性が高い候補としてネベス議員を挙げた。

政治リスクコンサルタント会社ユーラシア・グループのディレクタ ー、クリストファー・ガーマン氏はインタビューで「シルバ氏が候補指 名を受け入れれば選挙戦は一段と激しくなる」と述べ、「カンポス候補 の悲劇的な死でルセフ大統領再選の道は一段と困難になる」と指摘し た。

原題:Death of Presidential Candidate Resets Brazil’s Election Outlook(抜粋)

--取材協力:Matthew Malinowski、Blake Schmidt、Francisco Marcelino、Juan Pablo Spinetto、Felipe Frisch、Marisa Castellani、Denyse Godoy、Anna Edgerton.

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