アルゼンチン債務協議難航-保証に後ろ向きな政府の姿勢で

アルゼンチン政府が同国のデフォル ト(債務不履行)債の買い取りを目指す投資家への支払い保証に後ろ向 きな姿勢であるため、問題解決に向けた協議が難航している。協議に関 して説明を受けた関係者1人が明らかにした。

シティグループやJPモルガン・チェースなどの外銀グループは、 アルゼンチンの債務再編を拒否したホールドアウト債権者からデフォル ト債を買い取るアルゼンチンの投資家との協議に参加。デフォルト債15 億ドル相当の少なくとも一部を買い取り、アルゼンチンによる債務再編 に応じた債券保有者への支払いを認めるよう米裁判所判事に要請しよう としている。しかし、債務再編時よりも好条件を提示させない債券条項 が年末に失効した時点で、政府が返済することを保証していない点が、 合意をまとめる障害になっていると、関係者が匿名を条件に語った。

キシロフ経済財務相は今月6日、デフォルト問題で第三者による解 決策に反対しないとしながらも、政府は関与できないと言明。額面1ド ル当たり30セントで債務を再編した同国がそれを超える条件で原告側の ヘッジファンドに支払えば、他のホールドアウト債権者から約150億ド ルが請求される引き金となり、さらには債務再編に応じた債権者からも 同じ条件を要求され約1200億ドルの支払いを求められかねないと指摘し た。

アルゼンチンのデフォルト債をめぐる米国の裁判でエリオット・マ ネジメントとともに勝訴した原告のアウレリアス・キャピタル・マネジ メントは13日の発表文で、第三者による解決が「現実的だ」とは考えな いとし、「受け取った提案で少しでも受け入れ可能なものはなかった」 とコメントした。

原題:Argentina Talks Said Hindered on Lack of Government Backing (1)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE