韓国中銀:13年5月以来の利下げ、政策金利2.25%に-成長支援

韓国銀行(中央銀行)は14日、2013 年5月以来となる利下げを決定した。景気浮揚に向けた政府の取り組み を後押しする動きだが、記録的な水準にある家計債務がさらに膨らむ恐 れがある。

韓国中銀は政策金利の7日物レポ金利を2.5%から2.25%に引き下 げると発表した。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト調 査では、18人中14人がこの結果を予測。残りは据え置きの予想だった。

朴槿恵大統領は先月、11兆7000億ウォン(約1兆1700億円)規模の 刺激策を発表。低迷する不動産市場を支援し、成長を押し上げるための 措置を打ち出した。同国の4-6月(第2四半期)成長率はここ1年余 りで最低の水準となった。インフレ率が中銀の目標を下回る水準にある ため行動する余地はあるものの、借り入れコストを引き下げれば家計債 務の拡大を促すことになりかねない。同国の可処分所得に対する家計債 務の比率は13年末時点で135%に達している。

スタンダードチャータードの調査責任者、パク・チョンフン氏(ソ ウル在勤)は政策発表前に、「刺激策の効果を最大化するための動きに 韓国銀行が加わろうとしている」と指摘。「当局者は家計債務がすぐに システミックリスクをもたらすことはないと考えており、一段の消費支 出を促すためにあらゆる措置を講じている」と述べた。

中銀の李柱烈総裁は記者会見で、この日の利下げ決定に委員1人が 反対したことを明らかにした。

原題:Bank of Korea Cuts Rate for First Time Since May 2013: Economy(抜粋)

--取材協力:Michael J. Munoz.

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