JPモルガンなど米銀に法執行措置を警告、為替操作で-関係者

JPモルガン・チェースとシティグ ループ、モルガン・スタンレーを含む複数の米銀は、為替操作疑惑に関 連し、法執行措置を準備していると警告する通知を米監督当局から受け 取った。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。

非公開情報であることを理由に関係者2人が匿名を条件に語ったと ころでは、為替操作疑惑をめぐる調査の幕引きに向けて、米連邦準備制 度理事会(FRB)および通貨監督庁(OCC)と米銀との協議が進展 しているという。

関係者によれば、一部の金融機関は監督当局からこれまでの調査結 果の概要を示し、法執行措置が実行される可能性が高いと警告する「15 日レター」と呼ばれる通知状を受け取った。法執行措置としては、排除 措置命令や制裁金、バンカーの金融業界からの追放などさまざまな選択 肢が想定される。

この種の通知状は調査結果の詳細を記載し、書面による抗弁を行う 約15日間の猶予を受領者に与えるのが一般的だが、調査決着に向けた交 渉が最終段階に入ることも通常意味する。

関係者2人によると、米当局は英金融行動監視機構(FCA)と連 携し、11月までに一部の調査を決着させることを目指している。英国の 市場監督機関であるFCAは、JPモルガンとシティ、英銀バークレイ ズ、HSBCホールディングス、ロイヤル・バンク・オブ・スコットラ ンド・グループ(RBS)、スイス最大の銀行UBSとの間で協議を行 っているが、制裁金に関する交渉を一部の銀行と開始するため、9月に 入り次第会合を持つ予定。

関係者の1人によれば、一部の調査には時間を要しており、米銀バ ンク・オブ・アメリカ(BOA)などのケースでは、15日レターを送付 する段階まで協議が進展していないという。

原題:U.S. Banks Said to Get Enforcement Letters in FX-Rigging Probes(抜粋)

--取材協力:Michael J. Moore、Hugh Son、Suzi Ring、Gavin Finch.

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