アイカーン氏が資産バブルを懸念、高リスク債の上昇止まらず

エスカレートする地政学紛争でさえ 高リスク債の上昇に実質的な歯止めをかけることはできない。

高利回り債券のリターンは月初来0.35%上昇。前月は約1年ぶりに 月間でマイナスとなった。年間リターンは7.6%。それまでの5年間 は135%のリターンを達成した。

投資家は信用に的を絞ったクローズドエンド型ファンドの買値を引 き上げている。ファースト・トラスト・ポートフォリオスの指数による と、年初来これまでのリターンは6.7%、このままいけば年間11%のリ ターンを達成する見通し。

複数の有力投資家が、6年に及ぶ米金融当局の刺激策がもたらすリ スクの高まりに警鐘を鳴らしているにもかかわらず、この上昇を止める ものは何もない。この緩和政策が今も高利回り証券の需要を押し上げて いる。

投資家カール・アイカーン氏は前日、ブログへの投稿で、イエレン 米連邦準備制度理事会(FRB)議長は「資産バブルを示唆したが、私 も同感だ」と述べ、「いつまでもパンチボウルを満たしてくれると、米 金融当局に頼ることはもはやできない」と続けた。

原題:Icahn’s Bubble Worry Meets Freight Train of Complacency in Debt(抜粋)

--取材協力:Erik Schatzker、Alix Steel.

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