クルド人部隊、イラク北部で武装組織と交戦-仏は武器供与へ

過激派武装組織「イスラム国」が勢 力を広げたイラク北部では、クルド人部隊が拠点奪還を目指し戦闘を繰 り広げている。一方で同国のマリキ首相は、各国からの支持を失いつつ も続投に固執する姿勢を崩していない。

ニネベ州議会のヒシャム・ブレフカニ議員によれば、クルド人民兵 組織ペシュメルガは、米軍による空爆の支援も受け、シンジャール近郊 で武装組織と交戦した。フランスがクルド人部隊に武器を供与する方針 を示したほか、米国も多数の軍事顧問を派遣した。

マリキ首相は支持を失いながらも、マスーム大統領がハイダル・ア バディ氏を次期首相候補に指名したことは憲法違反だと非難している。 4月の選挙後から続く政治的行き詰まりで政治的空白は深刻化してお り、イスラム国との戦いの妨げとなっている。

ブレフカニ議員は電話取材に対し、イスラム国への空爆の後、クル ド人部隊は「ペシュメルガがかつて支配していた拠点全てを奪還するた め」戦いを続けていると説明。イラク最大のダムであるモスル・ダムも 標的に含まれていると語った。

原題:Kurds Attack Islamists in Iraq as Maliki Clings to Power (2)(抜粋)

--取材協力:Zaid Sabah、Glen Carey、Kambiz Foroohar、Samuel Potter、Mahmoud Habboush.

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