英雇用統計:4-6月賃金、09年来の減少-失業率6.4%に低下

英国では4-6月に失業率が一段と 低下し、賃金は2009年以降で初めて減った。インフレ圧力を高めること なく同国経済が引き続き雇用を創出している状況が示された。

英政府統計局(ONS)が13日発表した国際労働機関(ILO)基 準の4-6月の失業率は6.4%と、2008年10-12月以来の低水準。3- 5月は6.5%だった。ブルームバーグがまとめたエコノミストの予想中 央値と一致。賃金は前年同期比0.2%減と、四半期ベースではここ5年 余りで初めて減少した。

同時に発表された7月の失業保険申請ベースの失業者数は前月比で 3万3600人減り、減少幅がエコノミスト予想の3万人を上回った。1年 9カ月連続の減少で、08年以来の低水準となった。

イングランド銀行(英中銀)での勤務経験があるベレンベルク銀行 (ロンドン)のエコノミスト、ロブ・ウッド氏は「スラック(経済のた るみ)が極めて急速に減ったが賃金は引き続き弱く、タカ派とハト派双 方への支援材料となっている」と述べ、「ハト派ならば、賃金が上昇し ていないと指摘し、引き続き弱い状況からインフレ圧力の兆候はないと するだろう」と語った。

原題:U.K. Wages Post First Drop Since 2009 as Jobless Rate Falls (2)(抜粋)

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