きょうの国内市況(8月13日):株式、債券、為替市場

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●日本株は3日続伸、GDP落ち込み限定と為替安定-素材、海運高い

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東京株式相場は3日続伸。日本の4-6月期の国内総生産 (GDP)の落ち込みが予想の範囲内にとどまり、為替の安定も好感さ れた。鉄鋼や非鉄金属など素材関連株、海運株が上昇。金融や不動産株 も買われた。

TOPIXの終値は前日比4.44ポイント(0.4%)高の1262.13、日 経平均株価は52円32銭(0.3%)高の1万5213円63銭。

みずほ投信投資顧問の岡本佳久執行役員は、「GDPが懸念された ほど悪くなかったことで安心感が広がり、買い戻しが入った」と指摘。 GDP内容が強ければ、「追加緩和期待がなくなり、為替が円高に向か う可能性があったものの、円高に行かなかった」と言う。

東証1部33業種は海運、その他金融、鉄鋼、不動産、空運、非鉄、 保険、銀行、情報・通信、精密機器など30業種が上昇。鉱業や医薬品、 電気・ガスの3業種は安い。売買代金上位ではソフトバンク、クラリオ ン、三井不動産、新日鉄住金、蛇の目ミシン工業、商船三井、電通が上 げ、ゴールドマン・サックス証券が業績予想と目標株価を上げたソニー も高い。これに対し、コロプラやKLab、大東建託、セイコーエプソ ンは下げ、アルバックは急落した。

東証1部の売買高は17億3741万株、売買代金は1兆5430億円。値上 がり銘柄数は1092、値下がりは553。

●債券先物は反落、高値警戒や株高で売り-30年債の需給の良さが支え

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債券先物相場は反落。高値警戒感や株式相場の上昇を背景に売りが 優勢となった。一方、前日に入札が順調だった30年債は需給が良好で、 利回りは2週間ぶり低水準を付けた。

長期国債先物市場で中心限月の9月物は前日比2銭高の146円14銭 で開始後、下げに転じた。午後に入ると、株価の堅調推移を背景に水準 を切り下げ、一時は4銭安まで下落。その後、再び146円14銭まで戻し たが、買いは続かず、結局は2銭安の146円10銭で引けた。

日本相互証券によると、現物債市場で長期金利の指標となる新発10 年物国債の334回債利回りは横ばいの0.51%で始まり、その後も同水 準。20年物の149回債利回りも横ばいの1.365%。30年物の43回債利回り は1ベーシスポイント(bp)低い1.66%と7月30日以来の低水準。

日本興亜損害保険運用企画部の西田拓郎課長代理は、債券市場につ いて、「最近、ロシア情勢などをめぐり、金利低下圧力が強かった反動 でやや売りが出ている」と話した。

日銀がきょう実施した長期国債買い入れオペ3本(総額2400億円) の結果によると、残存期間1年以下の応札倍率は4.41倍と前回の5.23倍 から低下。25年超も4.03倍と前回の5.59倍から低下した。前日の30年債 入札が順調な結果で、オペでも足元の需給の良さが示された。一方、10 年超25年以下は4.55倍と前回の3.80倍から上昇した。

●ドル・円は102円台前半、4-6月のGDP受けて追加緩和期待も

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東京外国為替市場で、ドル・円相場は1ドル=102円台前半で推 移。日本の4-6月期の国内総生産(GDP)が2四半期ぶりのマイナ ス成長に落ち込んだことで、日本銀行の追加緩和期待から円売り圧力が かかりやすいとの見方が出ている。

午後3時10分現在のドル・円相場は102円29銭付近。午後の取引で 一時102円36銭まで円安が進んだ。前日の海外市場では102円09銭まで円 が水準を切り上げる場面もあった。

マネースクウェア・ジャパン市場調査室の山岸永幸シニアアナリス トは、GDPの結果について「予想通り悪かった」とし、特に民間消費 の落ち込みが消費税引き上げの影響を勘案しても大き過ぎると指摘。7 -9月の回復も見込みにくく、来年の再増税に関する判断にも疑問符が 付き、日銀は「何らかの支援を迫られる可能性が年後半高い」として、 「やや円安バイアスがかかりやすい」とみる。

ユーロ・ドル相場は前日の海外市場で一時1ユーロ=1.3336ドル と、4営業日ぶりの安値を付け、東京市場では1.33ドル台後半で推移。 ユーロ・円相場は海外で一時1ユーロ=136円37銭と、2営業日ぶりの 安値を付け、東京市場は136円台後半での取引となっている。

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