香港ドル需要高まる、中国経済見通しへの楽観論で-HKMA

香港金融管理局(HKMA、中央銀 行に相当)は、投資家が中国経済に対してより楽観的になり中国本土関 連の株式を購入しているため、香港に資金が流入しているとの見解を示 した。

HKMAの陳徳霖(ノーマン・チャン)総裁は12日、企業が配当支 払いや合併・買収(M&A)向けの資金調達のため7月に香港ドルを購 入した上に現在の資金流入があり、香港ドルへの需要が押し上げられて いると指摘した。

香港ドルへの需要増を受けて、HKMAは米ドルとのペッグ(連 動)を維持するため、7月1日以降に97億米ドル(約9920億円)を市場 に供給した。中国経済が回復しつつある兆候の見られる中、香港の株価 指標のハンセン指数は7月に6.8%上昇した。月間ベースで2012年9月 以来の大幅高だ。

チャン総裁は会見で「投資家やファンドマネジャーはこれまでより 中国に対して悲観的ではないようで、資産配分を調整しつつある」と分 析した。

原題:Investors Buying Hong Kong Dollars on China Outlook, HKMA Says(抜粋)

--取材協力:Alfred Liu、Michelle Yun.

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