密猟急増対策でサイの避難を計画-南ア、公園から国内外へ

南アフリカ共和国政府は、サイの密 猟急増に対処するため、クルーガー国立公園のサイを国内外の秘密の場 所に移動させることを承認した。

南アのモレワ環境相は12日、首都プレトリアで記者団に対し、サイ 移動でボツワナとザンビアとの協議を開始したことを明らかにした。

世界のサイの大半が生息する南アは、密猟からのサイの保護で苦慮 している。モザンビークとクルーガー国立公園との境界から侵入する密 猟者は自動小銃と夜間照準器を装備している。南アでは今年に入っ て638頭が密猟され、そのほぼ3分の2は同公園のサイだった。昨年通 年の密猟数は過去最高の1004頭に達した。

モレワ環境相は「南アは各国と協力し、近隣諸国でサイの避難所を 開設する国際的動きがあることも承知している」と述べた。

サイの角ががんなどの病気の治療に効果があると誤って信じられて いるため、中国やベトナムなどアジア諸国でサイの角の需要が増加して おり、南アの保護区と民間区域での密猟が急増している。

原題:South Africa Plans Kruger Rhino Export as Anti-Poaching Step (1)(抜粋)

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