ドイツ銀関係者を検察が訴追請求と関係者-CEOと元幹部か

ドイツ銀行の経営幹部らがメディア 企業キルヒ・グループの経営破綻に関連する民事訴訟で行った証言の信 用性をめぐり、ミュンヘンの検察当局が関係者を訴追請求した。事情に 詳しい関係者の1人が明らかにした。

12日の南ドイツ新聞はこれより先、手続きに関与している複数の関 係者からの情報として、ユルゲン・フィッチェン共同最高経営責任者 (CEO)が詐欺未遂の罪で訴追請求されたと報じた。同紙によれば、 検察当局は、ヨゼフ・アッカーマン前CEOとロルフ・ブロイヤー元 CEOら元経営幹部4人を訴追請求したという。

非公開情報であることを理由に関係者が匿名を条件にブルームバー グ・ニュースの電話取材で語ったところでは、ミュンヘン地方裁判所に 先週訴追請求が行われ、600ページに及ぶ関連書類が被告宛てに送付さ れる。被告が誰かについて関係者は明らかにしていない。起訴するかど うかは裁判所が判断する。

ドイツ銀の広報担当クラウス・ビンカー氏は、訴追手続きに関する 通知は受け取っていないとした上で、フィッチェン共同CEOの嫌疑が 事実無根であることがやがてはっきりすると確信していると述べた。

ドイツ銀のブロイヤー元CEOが2002年のブルームバーグテレビジ ョンとのインタビューで、キルヒの信用力を疑問視する発言を行ったこ とが、経営破綻の一因になったと同社は主張。オーナーだった故レオ・ キルヒ氏が訴訟を起こしたが、9億2500万ユーロ(現在の為替レートで 約1265億円)を支払う和解がその後成立した。検察は今年3月にドイツ 銀のオフィスの捜索を行うなど捜査を継続していた。

原題:Deutsche Bank-Kirch Probe Charges Said to Be Sent to Accused (1)(抜粋)

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