米小売売上高:7月は前月比変わらず-自動車は2カ月連続減

米商務省が発表した7月の小売売上 高(速報値)は季節調整済みで前月比ほぼ変わらずと、ここ6カ月間で 最悪の結果だった。自動車が2カ月連続で減少したほか、賃金の伸び鈍 化で米国民の買い控えが見られた。

ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト予想の中央値は 7月は0.2%増だった。小売売上高は3月に前月比1.5%増加した後、伸 び悩みとなり、6月は0.2%増だった。7月の自動車を除く小売売上高 は0.1%増と、前月の0.4%増から減速した。

ピアポント・セキュリティーズのチーフエコノミスト、スティーブ ン・スタンリー氏は、「今の消費者には勢いや熱気はまったく感じられ ない」と述べ、「所得の伸びも大したことはない。ここ数カ月間で雇用 が改善したが、所得に大きく影響する就業時間は増えていない。消費者 にやる気がないのだろう」と続けた。

項目別では主要13項目のうち8項目が増加。衣料品や食品などが良 好だった。一方、自動車・同部品は0.2%減少、これで2カ月連続マイ ナスとなった。

国内総生産(GDP)の算出に使用される自動車ディーラー、ガソ リンスタンド、建材などを除く売上高は0.1%増と、前月の0.5%増から 伸びが大幅に縮小した。

原題:Retail Sales Unchanged for Slow Start to U.S. Third Quarter (2)(抜粋)

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