欧州株:下落、ヘンケル安い-ウクライナめぐるロシア動向注目

12日の欧州株式相場は下落。指標の ストックス欧州600指数は前日に4月以来の大幅高となっていた。ロシ アの支援物資を乗せたトラックがこの日、ウクライナに向け出発した。

ドイツの化学メーカー、ヘンケルは2011年9月以降で最もきつい値 下がり。ウクライナや中東情勢を受け、利益の伸びが鈍化する見通しを 示した。英リテールブローカー、ハーグリーブス・ランズダウン は2.9%下落。同銘柄の売りをUBSが勧めた。一方、英保険会社プル ーデンシャルは2.2%上昇。上期利益が予想を上回った。

ストックス欧州600指数は前日比0.2%安の328.74で終了。イラクや ウクライナ、パレスチナ自治区ガザをめぐる危機の高まりを背景に、同 指数は先週2.1%下落したが、ロシア空軍がウクライナ国境付近での演 習を終了したとの報道を手掛かりに、前日は1.4%上げた。ロシアはこ の日午前、食料や医薬品、飲料水などの人道支援物資を届けるためウク ライナ南東部に向けトラック280台を派遣した。

MPPM(独エップシュタイン)で資産運用に携わるギレルモ・ヘ ルナンデス・サンペレ氏は電話インタビューで、「人道支援に関するニ ュースが注目されている。これが支援に見せ掛けたトロイの木馬まがい なのか、それとも本当に市民を助けることにロシアの意図があるのかと いうことだ」とし、「判断は常に極めて難しい」と語った。

12日の西欧市場では18カ国中11カ国で主要株価指数が下落。仏 CAC40指数は0.9%下げ、独DAX指数は1.2%安となった。

原題:European Stocks Decline as Investors Watch Russia-Ukraine Crisis(抜粋)

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