8月の独ZEW景況感8.6、8カ月連続低下-ウクライナ情勢で

ドイツの欧州経済研究センター (ZEW)がまとめた8月の独景況感指数は前月を下回り、8カ月連続 での低下となった。ユーロ圏の弱い成長回復に加え、ウクライナ危機が 景況感への重しだ。

ZEWが12日発表した8月の期待指数は8.6と、前月の27.1から大 きく低下。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト31人の予 想中央値は17.0だった。向こう6カ月の見通しを示す同指数は昨年12月 に7年ぶり高水準に達したが、それ以降は下げ続けている。

4-6月(第2四半期)のドイツ国内総生産(GDP)は前期から 縮小し、2012年以来のマイナス成長となった恐れがあるほか、ウクライ ナ問題をめぐるロシアへの国際的な制裁強化が向こう数カ月の見通しに 影響を及ぼしている。こうした状況はユーロ圏景気に重しとなってお り、イタリア経済は既にリセッション(景気後退)に陥った。

ソシエテ・ジェネラルのシニアエコノミスト、アナトリ・アネンコ フ氏(ロンドン在勤)は「第2四半期のドイツ経済は想定していたより も多少弱かった」とし、「判断が難しいのは、このうちどの程度がロシ ア絡みの影響によるものかということだ」と続けた。

発表によれば8月の現状指数は44.3と、前月の61.8から低下。ユー ロ圏の期待指数は23.7と、7月の48.1から落ち込んだ。

原題:German Investor Confidence Slumps as Ukraine Crisis Worsens (1)(抜粋)

--取材協力:Kristian Siedenburg、Stuart Metzler.

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE