中国による独禁法取り締まり、外国企業は利益縮小の公算

中国政府による独占禁止法に関連し た取り締まりの動きは規制当局による調査が新たな段階に入ったことを 示唆しており、同国で独アウディのセダンや米スターバックスの飲料 「ラテ」などが欧米を上回る利幅を得ることができた時代は終わる可能 性がある。

中国の独禁法当局はこの1カ月、少なくとも自動車メーカー7社に 対して値下げ圧力をかけ、米マイクロソフトの複数のオフィスを家宅捜 索した。

こうした調査に加え、中国政府が安全保障上の懸念を理由に一部の 米ハイテク企業を締め出す動きを見せる中、外国企業は変化していく同 国の法規を理解し対応していくことに腐心している。

米財務省でかつて中国問題を担当し、現在はTCWグループのロサ ンゼルス在勤アナリストてあるデービッド・ロービンガー氏は「ルール が変わるパラダイムシフトを目の当たりにしているのかもしれない」と 指摘し、「新たなルールが周知されるまで、ビジネス環境にはさらに一 段と不透明感が生じるだろう」との見方を示した。

中国国家発展改革委員会(発改委)による自動車メーカー十数社を 対象とした調査が進む中、独フォルクスワーゲン(VW)の高級車部門 アウディ、独BMW、独ダイムラーの高級車部門メルセデス・ベンツ、 インドのタタ・モーターズの英高級車部門ジャガー・ランドローバー、 イタリアのフィアットの米部門クライスラー、トヨタ自動車、ホンダは 自動車・同部品の値下げを発表している。

原題:China Antitrust Crackdown Threatens to Erode Foreign Profits (1)(抜粋)

--取材協力:Steven Yang、Lulu Yilun Chen、Tian Ying、Tim Culpan、Natasha Khan、Alexandra Ho、冷澄、Rin Ichino.

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