ヘッジファンドのブレント原油買い越し減-イラク懸念なし

ヘッジファンドによる北海ブレント 原油相場上昇を見込む買い越しは先週、半年ぶりの低水準に落ち込ん だ。石油輸出国機構(OPEC)加盟国であるイラクの北部でイスラム 教スンニ派武装組織が戦闘を続けているものの、引き続き供給に影響は ないとトレーダーらが予想していることを示唆している。

イラク北部の同武装組織に対する米軍の空爆が続く中、隣接するク ルド地域の油田地帯への影響はないと投資家が考えていることから、ロ ンドン市場のブレント先物は11日、9カ月ぶりの安値近辺で推移した。 イラクの原油生産の約85%を占める南部からの供給は、引き続き北部で の戦闘の影響を受けておらず、同国のルアイビ石油相は原油輸出が8月 に日量250万バレルを超えるとの見通しを示した。

ICEフューチャーズ・ヨーロッパ(ロンドン)が11日発表したデ ータによると、ヘッジファンドなど大口投機家によるブレント原油先物 の買越残高は5日終了週に9万7351枚と、2月4日以来の低水準に減少 した。

原題:Hedge Funds Exiting Brent Show Oil Market Unfazed by Iraq (1)(抜粋)

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