ニッケル、インドネシア禁輸で56%上昇-鉱山操業再開相次ぐ

インドネシアによるニッケル鉱石の 禁輸措置の影響が世界に広がっている。ニッケル地金価格が2012年以来 の高値に達したことから、オーストラリアのエーブベリー・ニッケル・ マインズやポセイドン・ニッケルなどの企業が遊休状態となっていた鉱 山の操業を再開している。

エーブベリーは、6年間操業を停止していたタスマニアの鉱床の操 業再開を計画。ポセイドンはウエスタンオーストラリア州の鉱山での生 産再開の準備を進めている。パノラミック・リソーシズは同州のコペル ニクス鉱床での採掘を再開する可能性がある。ニッケル供給で世界最大 手のロシアのノリリスク・ニッケルは、価格上昇が続く中、世界で施設 の稼働を再開する生産会社が増えるとの見通しを示している。

インドネシアが国内の処理プラントへの投資を促すため1月に鉱石 輸出を禁止したことを受け、ニッケル地金価格は今年、最大56%上昇 し、1トン当たり2万1625ドルに達した。ニッケルはステンレス鋼の製 造に利用される。

原題:Nickel’s 56% Rally Spurs Mine Restarts Amid Ore Ban: Commodities(抜粋)

--取材協力:Yuliya Fedorinova.

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