エスピリト・サント銀の増資計画文書、当局が調査-関係者

ポルトガルの証券監督当局は、エス ピリト・サント銀行が経営破綻の2カ月前の増資の目論見書の準備で使 用した財務情報が真実かどうかを調査している。調査について直接知る 関係者1人が明らかにした。

監督当局はエスピリト・サント銀のライツオファーに関する予備調 査の一環として、同行の財務状況を記した文書を調べている。同関係者 は調査が非公開だとして匿名を条件に明らかにした。

同行は親会社の勘定に「重大な異常」を警告したものの6月に投資 家から10億4000万ユーロ(約1423億円)を調達。同行投資銀行部門とモ ルガン・スタンレー、UBSが幹事を務めたこの増資に応じた投資家は 同行の財務の詳細を記した目論見書を頼りにしていた。株主はその後、 同行の破綻で損失を被った。

同行は8月3日にポルトガル中央銀行の基金により救済され、預金 受け入れ業務と健全資産が新設のノボ・バンコに移管された。中銀当局 者のコメントは現時点では得られていない。増資のグローバルコーディ ネーターを務めたBESインベスチメントとモルガン・スタンレー、 UBS、監査法人KPMGもコメントを控えている。

ライツオファーの引き受けに携わった銀行はこれまでのところ不正 の追及や調査を受けていない。

原題:Espirito Santo Share-Offer Documents Said Reviewed by Regulator(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE