中国・香港株:上昇、金融や不動産が高い-インフレ指標好感

中国本土と香港の株式相場はそろっ て上昇。上海総合指数は1週間ぶりの大幅高となった。9日発表された 中国の7月の消費者物価指数(CPI)でインフレが引き続き抑制され ていることが示され、当局が政策を緩和する余地が広がると受け止めら れた。金融株が高い。

中国工商銀行(ICBC、601398 CH、1398 HK)は上海、香港の両 市場で少なくとも1.4%以上、値を上げた。海通証券(6837 HK)は香港 市場で2.6%高。

不動産株も買われた。万科企業(000002 CH)は1.8%高。深圳市当 局も不動産規制を緩和するとの一部報道が材料視された。ヘンダーソ ン・ランド・デベロップメント(恒基兆業地産、12 HK)は4.8%上昇し た。

本土市場で人民元建てA株と外貨建てB株の両方に連動する上海総 合指数は前週末比1.4%高の2224.65。上海、深圳両証取のA株に連動し ているCSI300指数は1.5%高の2365.35。

香港市場ではハンセン指数が1.3%高の24646.02。ハンセン中国企 業株(H株)指数は1.9%高の11037.88で終了した。

浙商証券の王偉俊ストラテジスト(上海在勤)は「インフレは低水 準で、当局にとって景気下支えの手段が増えるはずだ」と指摘。「不動 産株にとって政策は間違いなく改善されつつあり、不動産セクターには 幾分の好機がある。近く発表される経済指標は良好な内容が予想され、 少なくとも市場見通しを下回ることはないだろう」と述べた。

原題:Chinese Stocks Rise After Inflation Data as Financials Advance(抜粋)

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