日本代表アギーレ監督:守り固めて勝利目指す、2回目要請で就任

サッカー日本代表のハビエル・アギ ーレ新監督(55)は就任会見で、次回ワールドカップに向けて切磋琢磨 するチームをつくり「守りを固めて勝利を目指したい」と述べた。今回 のW杯でリーグ敗退の日本代表はアギーレ氏の下で立て直しを進める。

11日付で就任したアギーレ氏は都内の会見で「将来性のある選手を 選びたい。すべてのプレーヤーにドアは開いている」と述べた。2010年 W杯後にも監督就任の要請があり、今回2回目の要請で合意に達したこ とも明らかにした。アギーレ氏はスペイン語で話して通訳が日本語訳し た。会見の模様は日本サッカー協会(JFA)がサイトで中継した。

外国人の代表監督は7人目でメキシコ人は初。02年と10年のW杯で 自国代表を率いてベスト16を達成したアギーレ氏は、初めて外国の代表 監督を務める。前任ザッケローニ氏はW杯でリーグ戦2敗1分、目標の 決勝トーナメント進出を2大会ぶりに逃して退任した。

会見に同席した大仁邦彌JFA会長は、今回のW杯がリーグ敗退だ ったことを示したうえで、アギーレ氏について「これから4年間、アジ ア・世界で戦うために全力で取り組む。その指揮官として経験・実績と もに最適だ」と述べた。次回18年W杯はロシアで開催される。

アギーレ氏率いる日本代表の初戦は9月5日のウルグアイ戦(札幌 ドーム)。続いて同9日にベネズエラ戦(横浜国際総合競技場)があ る。10月10日にはジャマイカ(新潟)、同14日にはブラジル(シンガポ ール)と戦う。

再オファー

アギーレ氏は1958年12月1日、メキシコ市生まれ。メキシコ、米国 とスペインのクラブチームでプレーした。メキシコ代表として59試合に 出場して14得点、86年W杯ではベスト8入りのメンバーだった。5月ま でスペイン一部リーグのRCDエスパニョールで監督をしていた。

会見でアギーレ氏は、他国の監督就任の要請も受けていたと前置き した上で、再度オファーをしてもらったことが日本代表監督を受け入れ た一因だとして「18年W杯には是非出場したい」と述べた。

世界のトップの国々と日本との違いについては、「トップは4、5 カ国で技術的には素晴らしくてもオランダはタイトルがない」として 「タイトルがあるかないかの違いだ」と述べた。

代表監督には92年にオフト(オランダ)が初めて外国人として就任 した。ファルカン(ブラジル)、トルシエ(フランス)、ジーコ(ブラ ジル)、オシム(ボスニア・ヘルツェゴビナ)と続き、10年に就いたザ ッケローニ(イタリア)は今回のW杯に開催国以外では最速の出場を決 めたが、本番はリーグ戦最下位で敗退した。

日本代表のW杯最高成績は、トルシエ氏の下での02年日韓大会と岡 田武史氏の下での10年南アフリカ大会でのベスト16になる。

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