ヒラリー氏、「ばかげたことするな」のオバマ氏の外交を批判

ヒラリー・クリントン氏は2008年の 米大統領選挙の民主党予備選挙時にオバマ氏がクリントン氏を攻撃する 際に使ったテーマと同じ論点を持ち出して、大統領への対決姿勢を示し た。それは外交政策に関するビジョンだ。

クリントン氏にインタビューした米アトランティック誌によると、 同氏はオバマ大統領には明確な信条が欠けているとの認識を示した。出 馬表明はしていないものの、クリントン氏は2016年の米大統領選に向 け、共和、民主両党を通じて有力候補に取り沙汰されている。

クリントン氏は「偉大な国には体系化された原則が必要だ。『ばか げたことはするな』というのは、それには該当しない」と発言。オバマ 大統領と側近は、大統領の外交政策に対する姿勢を「ばかげたことはす るな」と表現しているが、クリントン氏はそれはオバマ氏の「政治的メ ッセージ」であって「世界観ではない」と述べた。インタビューはブル ームバーグ・ビューのコラムニストでもあるアトランティック誌のジェ フリー・ゴールドバーグ氏が行った。

クリントン氏は6月に回顧録を出版するなど、オバマ大統領との違 いを打ち出そうとしている。08年の大統領選の際、戦争にうんざりした 気分が広がる民主党内にクリントン氏の強硬な政策は浸透せず、同氏は 打撃を被った。しかしクリントン氏の政策は現在それほど強硬ではな く、調査によると民主党は同氏を中心にまとまっている。

オバマ大統領と一線を画すのは、クリントン氏にとって不可欠な戦 略ともなっている。大統領の支持率が急低下しているからだ。米CBS が7月29日-8月4日に実施した世論調査によると、大統領の外交政策 の手腕を評価するとの回答は36%、評価しないとの答えは48%に上っ た。

原題:Hillary Clinton Faults Obama ‘Stupid Stuff’ Foreign Policy (1)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE