ロシア大統領、アルメニアとアゼルバイジャンの領土問題調停

ロシアのプーチン大統領は領土問題 をめぐり再び緊張が高まっているアルメニアとアゼルバイジャンの9カ 月ぶりの協議をお膳立てした。ウクライナの混乱が深刻化する中、同じ く旧ソ連構成国であるアルメニアとアゼルバイジャンで先月始まった交 戦の死者数はこの20年間の両国の衝突で最多となっている。

今回の協議では今後も交渉を続けるとの合意以外の成果は得られな かった。会合はロシア南部ソチで2日間にわたり行われたが、アゼルバ イジャン国防省によれば、同国の一方的に独立を宣言しているナゴルノ カラバフ自治州での9日の戦闘で、アゼルバイジャン側の兵士1人が死 亡した。7月26日以来の死者は24人となった。

カーネギー平和財団のシニアアソシエート、トマス・デワール氏 は10日の電子メールで、「ロシア南部が著しく不安定化するため、ロシ アには新たな紛争を阻止する強い動機がある。またアルメニアを軍事的 に防衛する条約を結んでおり、そうなればこれまで慎重に発展させてき たアゼルバイジャンとの関係が崩れるだろう」と指摘した。

原題:Putin Rushes to Douse Unrest on His Doorstep Amid Karabakh Clash(抜粋)

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