ウクライナ、武装組織に降伏要求-露は東部への人道支援訴え

ウクライナ政府軍は親ロシア派武装 勢力の停戦提案を拒否し、降伏するよう求めた。政府軍は東部で同勢力 を打倒する作戦を進めている。

政府軍スポークスマンのアンドリー・リセンコ氏は10日にキエフで 記者団に対し、「新たなイニシアチブがあるなら、言葉ではなく、実際 の手段で行われるべきだ。それは白旗を掲げ、武器を置くということ だ」と指摘、「その場合、誰も彼らに発砲しないだろう」と述べた。

ウクライナがドネツクとルガンスクからの反政府勢力の排除に取り 組むなか、ロシアは攻撃を停止して緊急援助を認めるようウクライナへ の圧力を強めている。ロシアのプーチン大統領はウクライナ東部での戦 闘が人道上の危機を招いているとし、援助提供を提案している。

親ロシア派の指導者は9日の声明で停戦の可能性に言及したもの の、政府軍が攻撃を停止しなければ戦闘を継続するとした。ウクライナ 国防省は政府軍が引き続きドネツクの包囲を強化していると表明した。

現地の当局者によると、ルガンスクではこの8日間、電気や水道、 電話が使えない状態にある。

ロシアのラブロフ外相は10日にソチで記者団に対し、「停戦は可能 なだけではなく、緊急に必要だ」と発言。「薬品が不足しており、病院 は機能していない。これは人道的に最も深刻な事態だ」と語った。

同外相はロシアが緊急援助の提供についてウクライナと赤十字、国 連の人道的支援機関と交渉していると説明した上で、「最も必要として いる人々にできるだけ速やかに援助を提供することで合意できると確信 している」と述べた。

原題:Ukraine Demands Surrender in Rebuff of Rebel Call for Cease-Fire(抜粋)

--取材協力:Jason Corcoran.

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