【ECB要人発言録】地政学リスクが経済に悪影響も-総裁

8月4日から10日までの欧州中央銀 行(ECB)要人らの主な発言は次の通り(記事全文は発言者の氏名を クリックしてください)。

<8月7日> ドラギ総裁(フランクフルトで):(エスピリト・サント銀行をめぐ る)システミックな出来事となり得たものは、この銀行とそのオーナー に限定された一つの出来事だと今ではみなされている。ポルトガルの銀 行セクターや国全体、その他の市場に影響を与えていない。

ドラギ総裁(政策決定後の記者会見で):地政学的リスクの高まりと新 興市場国・地域および国際金融市場の動向が、経済環境に悪影響を与え る可能性がある。地政学的リスクと為替相場の動向が及ぼし得る影響を ECBは注視する

ドラギ総裁(政策決定後の記者会見で):インフレに関するわれわれの 中期的見通しに変化が生じ た場合は、資産担保証券(ABS)購入や 量的緩和(QE)などの非伝統的な政策手段を活用する決意において政 策委員会は全会一致だ。

経済指標は弱く脆弱(ぜいじゃく)でまだら模様の回復を示唆してお り、読み取れる兆候は成長の勢いの減速だ

ドラギ総裁(政策決定後の記者会見で):市場ファンダメンタルズはユ ーロ安方向だ。市場はユーロ圏と米国の金融政策が乖離(かいり)して いく流れが長期にわたると認識した

<8月4日> ドラギ総裁(独紙ハンデルスブラットに寄稿):ECB政策委員会の議 事録を来年から公表するのは政策の説明に役立つ。中銀のコミュニケー ションは現在、金融政策の中核的要素となっており、それ自体が実際、 金融政策の手段の1つだ。

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