元テマセクのウェルチ氏がヘッジファンド開始-アジアに投資

シンガポールの政府系投資会社テマ セク・ホールディングスの元マネジングディレクター、 マシュー・ウ ェルチ氏がアジア新興市場の中小企業に投資するヘッジファンドを立ち 上げる。こうした企業は過小評価されているとしている。

「ACAアジア・ドーセット・ファンド」はすでに4500万ドル (約46億円)の投資の約束を取り付けており、1年以内に運用資産を1 億ドルにすることを目指している。ロング・ショート戦略を採用する同 ファンドは資産の70-90%を株式、残りを債券に配分する。

ウェルチ氏(50)は7日、シンガポールでのインタビューで「多く のアジア諸国は今後数年間、他の地域を上回る経済成長を遂げるだろ う。若い人口が多く、海外からの投資が拡大する見通しであるほか企業 経営も急速に改善している」と指摘。「こうした動きによって多くの中 小企業は多くの恩恵を受けるだろう。中小企業はなお過小評価され、調 査不足のことが多い」とした。

ウェルチ氏によると、これまでの資金はファミリーオフィスや友 人、資産家から集めたものだが、いずれ機関投資家にも打診する方針 だ。同ファンドは年間8-12%のリターンを目指すという。

原題:Ex-Temasek Manager Welch Starts Asia-Focused Midcap Hedge Fund(抜粋)

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