ロシアの報復制裁、ノルウェーのサーモン養殖業界に打撃

ロシアが対ロ制裁への報復措置とし て魚類などの食品の輸入を禁止すると表明したことから、ノルウェーの オスロ市場では7日、世界最大手のマリンハーベストなどサーモン養殖 会社の株価が下落した。

資産家のジョン・フレドリクセン氏が支配するマリンハーベストは 取引時間中に一時12%と、ここ半年余りで最大の下落となり、レロイ・ シーフードは9.6%、サルマールは9.9%、セルマックは8.2%、それぞ れ下げた。オスロ市場で取引される13社で構成する水産物業指数は一 時9.3%と、過去最大の下落率を記録した。

ロシアのメドベージェフ首相は7日、同国がウクライナ東部の分離 派を支援していることを理由に対ロ制裁を科している国々からのチーズ や魚類、牛肉、豚肉、果物、野菜、乳製品の輸入を禁止すると発表し た。ノルウェーは欧州連合(EU)に加盟していないが、ロシアの金 融・エネルギー・防衛業界に対するEUによる制裁に従う可能性が高い と表明しており、ロシアによる禁輸措置の対象となる。

ノルウェー水産物審議会が6日発表した統計によると、ロシアはノ ルウェー産サーモンの3番目の輸入国で、7月のロシア向け輸出収入は 3億3200万クローネ(約54億2500万円)と、全体の9%余りを占めた。

原題:Norway Salmon Farmers Plunge on Russian Sanction Retaliation (2)(抜粋)

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